仏教×心理×身体 <わたし>探究堂
2020年オンライン上に、<わたし>探究堂というお堂を建てました!!
お寺のお堂ってどんな場所なのか。
それは、肩書きや役割をおいて、そのままのいのちとしてそこにいられる場所。
私って一体何なのか、私たちは、一体どこからきて、どこへ向かうのか・・・忙しい日々の中で、ふとそんな問いに出会います。
仏様と向き合ったときに、そこに現れるわたしといういのち。 そこに立ち返ると、生かされているわたしが感じられるかもしれません。
このお堂での探究は、もっとも身近な、「からだ」からはじまる探究です。
教科書もない、正解もない、ゴールすらない。
ただわたしが<わたし>としてあることを探究する場。
この私をじっくり見ていくと、あらゆるものに生かされている<わたし>に気づいていくかもしれません。
ただの肉体としての身体ではなく、いきいきと生きている「からだ」に触れて味わっていくことで、その瞬間ごとの<わたし>に出会い、心身が調っていくのではないかと思います。
<わたし>を探究するお堂では、静かに坐る時間と、ひとりひとりの身体の感覚をみつめていくフォーカシングのセッションがあります。
自分を大切にする時間としてその方のピンときたタイミング、ご縁が調った時に、受けていただければと思います。
臨床心理士、公認心理師 浄土真宗本願寺派僧侶
小学校4年生の時に「私って何?」という問いが生まれ、心理学に興味を持ち臨床心理の道へ。
大学生の時にフォーカシングに出会ったことをきっかけに「からだ」の探究として、ヨガやボディワークなどのワークショップに参加。
自身の身体の不調から、気功、岡田式静坐法、野口整体を学ぶ。
カウンセリングの仕事をする上で生死の問題に気づき、2018年に仕事を退職し、僧侶養成の学校に入学。
仏教を改めて学ぶ中で「南無阿弥陀仏」の本当の意味に出遇う。
卒業後、再び、スクールカウンセラーや就労支援などカウンセリングの仕事をしながら、「からだ」を軸に仏教や心理学など領域を超えて、悩み苦しみに応えられるようなアプローチを模索。
現在は、仏教、フォーカシング、身体などを探究する場を作りながら、個人セッションやワークショップなどを行っている。
三脳バランス研究室 こころ研究室長
京都からだ研究室 運営メンバー